「守って」“横浜No.1”決める 上山・グリーンボーイズ
「やった、横浜ナンバーワンだ」。市内の少年野球チームが頂点を競う「横浜市少年野球大会」の決勝戦が先月末、横浜薬大スタジアムで行われ、緑区代表の「グリーンボーイズ」=写真=が優勝を決めた。区内チームの優勝は2005年の同チーム以来8年ぶり。
持ち前の守備力が活きた。接戦となった決勝戦。準決勝までの4戦で総得点33点のボーイズに対して、対戦相手の「平戸イーグルス」(戸塚区)は43得点。高い攻撃力を誇る相手の攻撃をいかに抑えるか――が勝ちに結びつくと、エースの武冨陸君を中心に”ミスの少ない”守る野球を展開したボーイズ。猛攻を抑え同点で迎えた、最終7回裏2死2塁の場面で、4番の朝倉楓真君が相手外野手の頭を超える長打を放ち、優勝を決めた。
この日、直前まで3打席ノーヒットと不調だった朝倉君は「ピッチャーの武冨君ががんばっていたので、4番の自分が試合を決めなければいけないと思っていました。このメンバーで優勝できてうれしい」と喜びを語った。
同チームの指揮を取る岡部信行監督は「本当にうれしい。今年、市の大会はこれまで2回あったが、全て1回戦敗退だっただけになおさら喜びが沸いてくる。今大会を通じて、子どもたちの成長を強く感じた。全てこの子たちのおかげ」と大会を振り返った。
|
|
|
|
|
|