「地域の魅力発信し続ける」 「鴨居まち研」が15周年
鴨居駅を中心に街の魅力を発信する活動を行ってきた「鴨居駅周辺まちづくり研究会」が15周年を迎え、このほど記念祝賀会を開催した。文化発信や清掃などを通じ地域貢献を実践してきた住民主体の活動が大きな節目を迎えた。
同会は1999年に発足。鴨居駅を利用する東本郷、鴨居、竹山、白山の住民に、自分たちの街を誇れるようになってもらいたいと狩野陽二さん(現同会相談役)ら7人の地域住民が活動を始めた。
初年度は「街の魅力を知ってもらう」をテーマに魅力マップ作りに取り組み、区役所からの支援を受け6000部を発行。史跡を中心とした地域の名所をまとめた。また、翌年からは地域の史跡を学ぶ講座を開催。地域のことを学びたい中高年が参加した。
2003年からは鴨居駅周辺の清掃活動に着手。南階段から北階段までの清掃は現在も継続して行われており、520回を超える。またこの年には、鴨居駅から文化を発信しようと駅改札広場で音楽コンサートを開始。様々なジャンルの音楽を生演奏で届ける取り組みを継続して行っている。
代表を務める熊本秀男さんは祝賀会で「この活動は様々な方々のご協力があってこそ。こうした思いに感謝しつつ、これからも地域の魅力を住民の手で発信していきたい」と挨拶した。
|
|
|
|
|
|