市が選挙啓発冊子を配布 新成人3万3千人に
横浜市選挙管理委員会は9日までに有権者となる新成人に小冊子「横浜はたちブッグ(2014年版)」を配布した。
小冊子は投票の仕方や選挙に関する基礎知識を紹介し、若い世代の投票率アップを狙う目的で毎年作成されている。
2014年版は栄区出身で新成人の横浜DeNAベイスターズの乙坂智選手からのメッセージや、新成人が知っておくべき『ハタチのエチケット』などを掲載。選挙の基礎知識は『選挙AtoZ』として紹介した。また、今年から解禁となったインターネット選挙についても、選挙運動のあらましや選挙管理委員会のスマートフォン用サイトを紹介するなどして対応した。
若者の投票率低下背景に
横浜市では過去3回の市議会議員選挙で、20歳代の投票率が28%前後と低い水準となっている。また今年8月に行われた横浜市長選挙では20歳代の投票率が15・41%と過去最低となった。 市は「新たに有権者となる新成人に投票のしかたや選挙に関する基礎知識を紹介することで、若い世代の投票率アップにつなげていきたいと考えています」と話しており、冊子を配布することで、若者の選挙への関心や投票行動につなげていきたいとしている。
冊子は市内の新有権者約3万3千人に成人の日を祝うつどい(成人式)の入場券に同封するかたちで配布された。
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