「無病息災」みんなで祈る 新治町で「どんど焼き」
松飾りやしめ縄などの正月飾りで迎えた神様を炎で天に送る伝統行事「どんど焼き」が14日、にいはる里山交流センター近くの広場で行われ、親子連れなど100人を超す地域住民が集まった。
寒空のなか来場した参加者は、各家庭から持参した正月飾りを無病息災などの思いを込めて炎に投げ込んでいた。神様を送った残り火で焼いた団子を家族で分け合って食べると「家内安全になる」などと言われていることから参加者らは、同交流センターが用意した団子を懸命に火にかざしていた。
初めて参加した十日市場町在住の岡本友江さんは「団子を焼くのは難しいですが楽しい。こんなに大がかりに行うとはびっくりしました。一緒に来た子どもも喜んでいたので良かった。団子をご近所の方と交換すると街で仲良く暮らせると聞いたのでどなたかと交換したいですね」と話していた。
イベント運営に協力した「新治谷戸田を守る会」の横路明介会長は「風がなくて安心して火を燃やすことができた。地域の皆様に楽しんでもらえたようでうれしい。今後も活動に参加していきたい」と笑顔で喜んでいた。
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