新事務所が完成 長津田商店街協同組合
完成した商店街協同組合事務所。１・２階部分には認可保育園が入った
長津田商店街協同組合（組合員数１１２／中山勲理事長）の事務所移転にともない、新しい組合会館がこのほど完成した。
同商店街では長津田駅南口の拡張工事計画を受け、４年ほど前から事務所移転の準備を進めていた。昨年、長津田駅からほどなくの場所にある土地（長津田５丁目１８９７の13）を取得。組合会館の建設工事が進められてきた。
新会館は地上３階建て。１・２階部分は認可保育園「長津田駅前保育園」が借り上げ、すでに営業を開始している。
同商店街は３階部分を事務所とし、４月半ば頃までには引っ越しを完了させる方針。
新事務所に25畳ほどの会議室が併設された。主に総会や会議などに使用する予定だが、平日の昼間などは地域のカルチャー教室やサークルなどに利用してもらえるよう準備を進めたいとしている。
ＨＰも一新「地域密着の商店街」ＰＲ
同商店街ではこれを機にＨＰを一新。インターネットを利用する若い世代にも商店街の魅力を広くアピールしていきたい考えだ。また、保存版となる「商店街おもてなし完全ガイド」を発行。約３万部を事務所や組合員店舗などで配布する。この冊子を作成した同商店街・企画宣伝部長の岸田秀幸さんは「組合員全店舗の情報をここまでまとめた冊子作成はおそらく初めての試み。昔ながらの人情味あふれるおもてなしの商店街をＰＲしていければ」と話している。
同商店街の中山理事長は「多くの方に支えていただき、今の商店街がある。これからは私たちが地域に恩返しをする番。新事務所を地域のために使いたいと考えたのもそのため。多くの人に利用していただき、地域の活性に繋げていっていただければ」と話している。
「窓からは長津田のシンボルも見える」と中山理事長
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