神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2014年4月17日 エリアトップへ

竹とんぼで伝える「伝統」 新治市民の森愛護会 火山充興さん

公開:2014年4月17日

  • LINE
  • hatena
自作の竹とんぼを手にする火山さん
自作の竹とんぼを手にする火山さん

 先月23日、にいはる里山交流センターが企画する地域イベント「スーパー竹とんぼづくりに挑戦!」が新治里山公園で初めて開かれた。小学生高学年の児童らが親と共に竹とんぼづくりに挑戦。慣れない竹を使った作業に悪戦苦闘する姿が見られた。

 児童らの質問攻めにあっていたのが講師を務めた火山充興さん。同公園を囲む新治市民の森で木々や草花の整備を行っている「新治市民の森愛護会」の会員。2009年に同会が市民の森で開いたイベントで竹とんぼづくり教室を開いたのを皮切りに11年からは三保小学校児童にも教えている。今回はそれらの実績から講師役を交流センターから依頼された。

 火山さんは「竹とんぼを知らない子どももいて驚いた。お父さんたちも慣れない様子だった。でも、みんな熱心に取り組んでくれてうれしかった」とイベントの感想を話す。

 火山さんが竹とんぼづくりを始めたのは10年前。火山さんの自宅近くに住んでいた竹とんぼの普及を目指す「国際竹とんぼ協会」のメンバーと知り合ったことがきっかけ。北海道出身で幼い頃から森のなかで木を切るなど両親の畑仕事の手伝いをしていた火山さん。木材に触れていると幼い頃を思い出し心が落ち着くと竹とんぼにも興味をもった。「本当に奥深い。竹を削る角度を変えるだけで、高く飛ぶようになるのか、遠くにいくようになるか変えることができる。これでいいという答えがないところが魅力」と火山さん。

 今では自宅の庭に竹とんぼや木細工を行う工房を作り、ものづくりに没頭する毎日を送っている。気付くと外が暗くなっていたことも。「木材と向き合っていると時間を忘れてしまう。充実した時間になっている」と笑顔で話す。

 「ものづくりは自分の健康づくりにもつながっている。これからもよく飛ぶ竹とんぼを作っていきたい」

緑区版のローカルニュース最新6

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

大型客船4隻 同時着岸

大型客船4隻 同時着岸

横浜港 月2回は日本初

4月25日

GW休業のお知らせ

GW休業のお知らせ

タウンニュース緑区編集室

4月25日

花と緑で街をつなぐ

花と緑で街をつなぐ

ガーデンネックレス横浜

4月25日

横浜BCが新たな船出

横浜BCが新たな船出

BUNTAIで3試合

4月25日

犯罪・事故発生状況

【Web限定記事】

犯罪・事故発生状況

緑警察署管内 4月11日〜4月17日

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook