住民目線で「長津田案内」 市民団体がサロン開所
「リアルな街の情報を発信したい」―。
長津田周辺に住む住民らからなる「ふれあいサロン長津田」(大庭雅敦代表)が1日、長津田の商店や史跡などのお勧めスポットを紹介する案内所を開いた。多くの人に長津田に立ち寄ってもらい、「再訪したくなる街」をPRしていきたいとしている。
昨年には緑区民文化センター「みどりアートパーク」が開所するなど、長津田駅北口では開発が続いている。これに伴い同駅を利用する人は格段に増えたが、大庭さんらは「せっかく長津田に来ても、駅と区民文化センターの利用にとどまっている例がかなりあるのではないか」と話す。
大庭さんらはこうした来訪者たちが街に降り立ち、商店を利用したり、歴史散策を楽しむきっかけを作りたいと案内所開設に踏み切った。「商店などの詳しい情報が分かれば街におりてきてくれるはず。隠れた名店やお勧めの史跡など住民目線の情報を伝えたい。魅力を知ってもらい、将来的に長津田に住みたいと思う人が増えれば嬉しい」と話す。
実際に住んでいる住民の視点で街案内をするのが同案内所の特徴。案内所は「ふれあいサロン長津田(長津田駅南口前)お・も・て・な・しサロン」とし、JR長津田駅南口徒歩1分の長津田商店街協働組合旧事務所内に設置した。毎週火曜日の午前10時から午後1時まで受付。11月25日までの期間限定で開く。7月下旬から8月中には工作教室など小学生を対象としたイベントも予定している。案内人は長津田地区の住民で構成される「ふれあいサロン長津田」のメンバー。利用は無料。詳細は同サロン大庭さん【電話】045・982・6993。
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