県内小中学生 五色百人一首で対決 優勝は稲田中(川崎市)
県内の小中学校を対象とした、第1回五色百人一首大会団体戦が6月29日、曹洞宗大本山總持寺=鶴見区=で開催され、30校275人の児童らが参加した。主催はTOSS五色百人一首協会神奈川県支部。
五色百人一首は、小倉百人一首を20枚ずつ5色に色分けしたもの。取り札の裏に上の句が書いてあり、対戦前に確認することができるため、子どもでも覚えやすくなっている。また、試合を1色20枚で行うため、一戦あたり3分ほどと従来の百人一首よりスピーディーになっており、子どもがより楽しく遊べるよう工夫されている。
団体戦での大会は今回が初めて。過去12回の個人戦が盛況だったことから、開催に至ったという。
当日は各校代表とも、上の句が詠まれた瞬間に勢いよく札を取るなど、日ごろの練習の成果を発揮。熱戦の末、川崎市立稲田中学校が見事優勝を飾った。大会結果は以下の通り。
【1位】川崎市立稲田中学校B【2位】茅ヶ崎市立汐見台小学校A【3位】私立清泉小学校・横浜市立神奈川小学校A
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