消防署とみどりーむが移転 新庁舎での運用開始
緑消防署と緑区市民活動支援センター(みどりーむ)は今月、旧中山小学校跡地(中山町93―1)に移転した。緑消防署と緑区市民活動支援センターは、2013年から同所に新築工事が行われていた。緑区総合庁舎の耐震化工事の一環。みどりーむは6日から、緑消防署は11日から新庁舎での運用を開始した。
新庁舎は鉄筋コンクリート造りで一部鉄骨造り。地上3階建て一部平屋建てで構成されている。建築面積は1260平方メートルで、延床面積は2638平方メートル(みどりーむは362平方メートル)。
1階には消防署のガレージや訓練室、みどりーむが入り、2階に消防署の仮眠室や厨房、3階に消防署の事務室、会議室など。屋上には無線塔や訓練塔が設置された。
この移転で緑消防署は主要道路である「山下長津田線」に直接出庫できるようになり、以前よりも出動がスムーズになった。また、旧緑消防署ガレージの床強度不足により鴨居消防出張所に配置されていたはしご消防車が再配備された。
みどりーむは最大24人が利用できる会議室が新設されたほか、床面積が約62平方メートル拡大したため、区内各地区のイベントを紹介するチラシなどが設置されている情報スペースが広がった。
8月23日に施設見学会
緑消防署では8月23日に施設見学会を行う。午後1時30分から2時30分まで。同署1階で受付(申込み不要)。普段は見られない通信指令室や訓練風景を公開するという。みどりーむでも同時間内に施設内を一般向けに公開する。
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