大石神社 本殿・神輿をお披露目 竣工式迎える
長津田の鎮守・大石神社の本殿と神楽殿、神輿などがこのほど完成し、28日に竣工式が行われた。氏子や世話人からなる整備建設委員会や神輿を維持管理する緑和睦、工事関係者などが竣工を祝った。
「計画から約3年。本殿、神楽殿、神輿が完成し、長年の願いがついに実った。これもひとえにこの事業にご協力くださった地域の方々の温かいご支援のおかげだと感謝している」。同神社の整備建設委員会、奉賛会会長として事業を見守ってきた河原要さんは、晴れ晴れとした面持ちでこう話した。
老朽化などを理由に整備を検討していた同神社では、総工費約1億3千万円を費やして建て替えと神輿の新調を行っていた。竣工式には関係者や地域住民らが多数訪れ、竣工を祝う神事を見守った。
この地域で長年切望されていた自前の神輿の完成に際し、緑和睦の市川満会長は「神輿の新調は30年の祈願。こんなに立派なものを作っていただき嬉しい。これから末永く大切に維持管理したい」と話した。完成した神輿は二尺三寸の二重台輪の特別仕様。今では数少なくなった神輿製作の職人として活躍する神輿師四代目中台祐信さんが手がけた。
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