将来は建設屋さんになって――。40歳未満の市内建設会社社長などで構成される「横浜建設業青年会」(大藏慶彦会長)は先月、霧が丘小学校で建設業の魅力を伝える出前講座を行った。
この取り組みは、同会が市内小中学生に建設の仕事を実体験してもらうことで、その魅力を知ってもらおうと10年以上継続している企画。今回は同会の頭山俊男副会長の子どもが同小に通っていることから緑区内で初の開催となった。
当日は、児童らが同会会員と一緒にショベルカーで土を掘ったり、測量器械で道路の距離測定などを実施。同会会員が話す各機器の使い方に児童らは熱心に耳を傾けていた。
児童らからは「ショベルカーを自分で運転できるとは思わなかった。工事現場で働く人の大変さが分かった」などの声が聞かれた。
参加した頭山副会長は「実体験を通して、建設業の仕事を伝えることができて良かった。この講座に参加したことで、将来建設の仕事に就きたいと思ってくれる子どもがひとりでも生まれてくれれば、とてもうれしい」と子どもたちを見つめていた。
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