福祉現場の先進的な取組みを表彰する「かながわ福祉サービス大賞」の発表会が先月19日、関内ホールで行われ、三保町の通所介護施設「ツクイ横浜三保」(菊池有香管理者)が優秀賞を受賞した。
福祉の仕事の魅力アップにつなげることを目的に公益社団法人かながわ福祉サービス振興会が2012年から開始した同賞。3回目となった今回は県内から17事例の応募があった。
発表会では、選考に残った7事業所が写真や動画を使って、それぞれの取り組みを紹介。来場した215人の福祉事業関係者や同振興会らの採点により各賞が決定した。
「ツクイ横浜三保」は、栄養補助食品で介護者の栄養状態を整えてから機能訓練にあたる取り組みを発表。利用者が日常生活を円滑に送れるように行う筋力トレーニングなどの効果を高めるために行うこの取り組みが従来になかったものとして評価された。
同施設の菊池さんは「このような賞をもらえてうれしい。1年以上前から、スタッフ間でこの取り組みをしっかりと利用者に紹介できるように勉強会を重ねてきた。他のデイサービスにも採用されるように当施設で実績を挙げていきたい」と話していた。
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