自宅で療養する高齢者の電話相談に乗る「緑区在宅医療相談室」の開所式が17日、緑区医師会訪問看護ステーション内で行われた。名取正彦緑区長や古谷正博横浜市医師会長のほか、医療関係者ら約50人が集まった。
当日は「緑区在宅医療相談室」の概要説明のほか、同相談室スタッフの紹介などが行われた。
この事業を進めてきた緑区医師会の池田信之会長は「多くの方に集まって頂き、この事業への強い期待を感じる。改めて気が引き締まる思い。期待に応えられるように全力を尽くしたい」と意気込んでいた。
来場した中山町自治会の相原磯光会長は「中山町だけでも、現在65歳以上の高齢者は3千人以上いる。今後は自宅で療養する高齢者は増えていく一方だと思う。気軽に相談できる場所ができたことはとても有意義なこと」と話していた。
「緑区在宅医療相談室」は、自宅で療養する高齢者が必要な在宅医療や介護サービスを継続的に受けられるように支援する機関。区内の病院や診療所、福祉機関などと連携して、在宅医療を行う「かかりつけ医」の紹介などを行う。また、自宅で高齢者の看護や介護にあたる家族の電話相談に乗るほか、在宅医療や介護に関する各種情報の収集や発信を行っていく。
問い合わせは「緑区在宅医療相談室」(緑区中山町1156緑区医師会訪問看護ステーション内)【電話】045・937・2303。年末年始を除く、平日の午前9時から午後5時受付。
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