地元在住の社会人落語家らが披露する「新春あおば落語会」が25日、青葉区市が尾にあるビオラ市ヶ尾で開催され、多くの観客がつめかけた。
この日出演したのは商社を定年退職後、社会人落語家となり、古典、新作落語と芸域を広げ活躍する花伝亭長太楼さんと、元国会議員秘書で保育士、幼稚園教諭免許などを取得し幼児教育に携わる花伝亭保育さん。2人はともに青葉区、緑区在住で、高座に馴染みのない人たちにも落語の魅力を伝えたいと年2回、同所での落語会に臨んでいる。
長太楼さんは、「火焔太鼓」や「お見立て」など古典を中心に目の肥えたファンを楽しませた。保育さんは奥深い落語の世界観から幼児教育に大切な教訓やメッセージを届けようと、新作落語「親の顔」を披露した。
学校の試験を題材にした落語に対して、元教職者という男性は「とても興味深かった。学校の試験をテーマにした落語があるのは知らなかった」などと話していた。
次回の高座は8月の予定。主催はビオラ市ヶ尾地域ケアプラザ。市民団体「聞かせてくださいあなたのふる里の会」が共催する。
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