みどりーむで11日、緑区生涯学級講座「横浜線ものがたり」が行われ、郷土史研究家の相澤雅雄氏が講演を行った。主催は緑区生涯学級「横浜線ものがたり」運営委員会と、緑区役所地域振興課。
緑区在住の相澤さんは、郷土史を長年研究し、様々な場所で講演などを行っている。
同講座は緑区の事を良く知ってもらおうと10年前から定期開催されるようになり、今年で19回目を数える。緑区の歴史に触れる講座は人気で、今回も30人の定員を上回る約70人が参加した。
相澤さんは「都筑郡域と生糸の歴史」と題し、養蚕の歴史が確認できる約180年前の横浜市北部の様子から、養蚕業が最盛期を迎える明治36年頃の都筑郡、関東大震災により養蚕が影響を受けた歴史などについて、写真などをスライドで見せながら解説した。
時にジョークを交えながら説明される「ハマのシルクロード史」に参加者は興味深げに耳を傾けていた。
相澤さんが当時の横浜について「人々はまだまだ自給自足の生活をしていた。現在の緑区、青葉区、都筑区でも女工さんを抱えた製糸工場があった」と話すと、熱心にメモを取る参加者の姿も見られた。
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