横浜市が市民の健康づくりの取り組みとして昨年11月から開始した「よこはまウォーキングポイント事業」の参加申込み人数が今月8日、10万人を突破した。
同事業は参加者に歩数計を配布し、歩数に応じてポイントを付与する取り組み。一定ポイントを貯めると商品券などが当たる自動抽選に参加できる。このほか、歩数計を活用し、消費カロリーの記録やほかの参加者との歩数ランキングを確認でき、楽しみながらウォーキングに取り組めるとして、開始以来参加申込みが集中していた。
これを受け市は今年1月、当初予定していた受付枠8万人を10万人にまで拡大することを決め、応募を受け付けていた。
早くも参加申込みが10万人を超えたことに関し、市健康福祉局保健事業課では「開始当初から多くの方にお申込みいただき、関心の高さを感じている。最終的には今後4年間で30万人の参加を目標にしているので、引き続き多くの方の参加を募るとともに、リーダー設置店のご協力もお願いしていきたい」と話している。
新たに7万人を募集
市は今年度、新規参加者として7万人を募集することを発表している。累計参加目標として17万人を設定し、今後も参加者を募っていきたいとしている。
歩数をポイントに換算する専用読み取り機は市内の商店街を中心に986カ所に上っている(3月31日現在)。専用リーダー設置のモデル店として事業開始当初から店頭に専用リーダーを設置している「銀の杵」(区内中山)の加藤達昭さんは「日を追うごとに歩数計を持ってお店に来られる方が増えていると実感している。多くの人に参加していただき、商店街の活性化にもつながればと期待している」と話している。
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