緑土木事務所はこのほど、区内にある公園の場所とそこで活動する「公園愛護会」について紹介したマップを市内で初めて発行した。発行をきっかけに公園についての理解を広めていきたいとしている。
緑区内には145の公園が存在し、うち131の公園で清掃や花壇の水やりなどを行うボランティア団体「公園愛護会」が活動している。公園の清掃や花壇の設置、イベント開催などを行う愛護会が各公園を拠点に活動しているが、まだ愛護会がない公園も存在するという。
緑土木事務所では、区民の憩いの場としてだけでなく、大地震などの際に一時的に身を寄せる「いっとき避難場所」にもなる公園の存在を知ってもらい、公園に係わる活動に理解を深めてもらおうと周知物の作成を検討してきた。
今回製作した「公園マップ」では、公園の特徴を位置情報とともに周知するため、緑区を長津田、十日市場、中山、鴨居の4駅周辺エリアに分け、写真とともに掲載。それぞれの公園を拠点に活動する愛護会の取り組みを詳しく紹介した。
同土木事務所では初版として5000部を発行し、緑区役所や各地区センターなどで配布していく方針。今後は駅や学校などにも協力を呼びかけ、多くの人の手に届けたいとしている。
製作に携わった同事務所の清水幸治さん、桶田冨士子さんは「区内には公園のために汗を流してくれる多くの愛護会の皆さんがいる。とてもありがたいこと。こうした取り組みを知っていただき、皆で公園を中心にした地域づくりを盛り上げていければ」と話している。
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