神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2015年5月6日 エリアトップへ

新治小学校 読書活動で文科大臣表彰 特色ある取り組みが評価

教育

公開:2015年5月6日

  • LINE
  • hatena
休み時間には絵本をわかりやすく伝える「パネルシアター」も実施
休み時間には絵本をわかりやすく伝える「パネルシアター」も実施

 横浜市立新治小学校(清見克明校長)がこのほど、「子どもの読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受賞した。読書や学習、情報の各センター機能を集約した「メディアセンター」の活用に加え、教職員や学校司書、ボランティアが一丸となって行う、子どもたちの読書活動推進が評価された形だ。

 同表彰は文科省が主催し、主に子どもたちの読書意欲を高める活動について、優れた実践を行っている学校や図書館、団体、個人を表彰している。今回、県内からは同校を含め3校、3団体が受賞した。

 同校は2012年、併設されていた特別支援学校が移転するのに伴い、それまで1階と2階に分かれていた図書コーナーを「メディアセンター」として新設する方針を固めた。そして14年、同センターは学校図書館としての機能のみならず、パソコンルームや学習スペースを併設する形でオープン。13年10月に配置された学校司書も大きな役割を担ったという。

環境整備や読み聞かせも

 同センターの開設にあたっては、教職員や学校司書、ボランティアが協働で、子どもたちの読書や学習環境を整備。本の並べ方など配架の工夫や調べ学習に取り組みやすいような机・椅子を設置している。

 また、06年からは地域の読み聞かせボランティアが年間14回全クラスで読み聞かせを実施。さらに、同センター内の掲示や貸し出し補助をボランティア「図書整備隊」が行っているほか、学校司書による授業支援、図書委員会が手作りのしおり配布や貸し出し冊数の多い児童へ読書賞表彰を行うなど、全校をあげて読書活動を推進している。

 学校司書の田首奈穂子さんは「メディアセンターの開設以来、貸し出し冊数・来館者が2〜3倍になった」と笑顔を見せる。清見校長は「(大臣表彰の受賞は)名誉なこと。みんなが頑張った結果」と喜びを表現。さらに「読書は豊かな言葉や知識を習得でき、想像力も広がる。何より子どもたちに、読書の楽しさを体感してほしい」と語った。

賞状を手に笑顔の清見校長と田首さん
賞状を手に笑顔の清見校長と田首さん

緑区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

「STGs」を発表

竹山住宅管理組合協議会

「STGs」を発表

できることから実行を

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

餃子作りで就労支援

フラットガーデン

餃子作りで就労支援

イベントで事業所披露

4月4日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook