鴨居原市民の森で5月17日、森遊びのイベント「森で遊ぼう」が開催された。主催はこの森で清掃活動などを展開する鴨居原市民の森愛護会(阿部昭雄会長)。子どもたちに自然に親しんでもらおうと定期的に開催している。
雨のため、前日から順延され行われたこのイベントには、約80人の親子が参加した。木や自然素材を活用する昔ながらの遊びを提案している同イベントでは、「竹の楽器づくり」や「原始の火おこし」、「輪投げ」、「竹馬」、「とんとん相撲」などが行われ、子どもたちは多くの遊びに目移りしながら楽しんだ。
中でも松ぼっくりを使ってアクセサリーを作る「松ぼっくり飾り」は女の子に人気で、途中で材料がなくなる一幕も。多くの男の子が体験した「竹馬」は、森に生えている竹を加工したシンプルなつくりで、大人でも苦戦する様子だった。親やスタッフに支えてもらいながら2歩、3歩と歩けた子どもは「やった!」と感嘆の声をあげていた。
「火おこし」のコーナーでは原始の火おこしに挑戦する親子の姿が見られた。やっとの思いで火がつくと、親子で手を叩いて喜び合っていた。
2人の子どもと訪れたという女性は「アウトドアクッキングのトロピカルバナナ春巻きづくりが楽しかった。こんなに簡単にできてびっくり」と外での遊びを堪能している様子だった。
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