長津田みなみ台にある宮ノ前公園で清掃活動などを展開している宮ノ前公園愛護会が会員を増強し、活動を本格化させた。
同会は長津田みなみ台地区の造成などが一段落した約10年前に発足。御前田自治会に所属する住民4人が月に2回程度の清掃や草取りなどを行ってきた。
しかし、メンバーの高齢化や同地域の人口増に伴う公園利用者の増加などを背景に会員の負担が増えていったことから、地域に向けて会員の増強を訴えたという。この訴えに対し、新たに7人の住民が活動に参加を申し出てくれた。
杉崎勉会長は「ボランティアの担い手が少なくなっている昨今において、この協力は大変ありがたいこと」と話す。
また、「会員でなくても、散歩などの途中で自発的にごみ拾いをしてくれる人の姿が見られるようになった。私たちの活動はこういう人たちにも陰で支えられている」と感謝を述べる。
最近、子どもたちが遊ぶ砂場などに壊れたシャベルやバケツを放置したり、遊んだおもちゃを置いたまま帰ってしまうケースが見受けられるという。
杉崎会長は「子どもたちが壊れた破片などでケガをしたら大変。こういう行為は大人たちがしっかり教えてあげる必要があるのではないか」と訴える。同会では今後も多くの住民に協力を募り、特に子育て中の親世代と一緒に公園を守っていく道筋を模索しているという。
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