「よこはまブランド」として、緑区内の小山町や北八朔町でも栽培されている「浜なし」。8月初旬からの収穫を控え、生産のピークを迎えている。
「浜なし」は、横浜市内で栽培される梨の総称で、市内果樹生産者の統一ブランド名。主な品種に「新水」「幸水」「豊水」などがある。スーパーや青果店には流通せず、主に各農家の庭先での直売や直送が中心。区内では例年8月中旬から「北八朔農産物直売所」や「中山駅前直売所」でも販売される。
浜なしを生産している「落合園」=小山町=では現在、新しく伸びた枝を横に倒す夏季誘引を行い、病気や虫などに注意をしながら生育状況を見守っている。落合清治さんは「長雨の影響で病気もあったが、例年よりも成長は進んでいる。この調子なら、収穫も早めに始まりそう。ここのところ天気も良いし、どんどん甘くなってくるのでは」と話す。
収穫時期は「新水」など早いものが8月上旬、「幸水」は8月中旬、「豊水」が8月下旬の見込みだ。
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