緑警察署や緑交通安全協会、緑区役所などが年末に向け、区内各所で交通事故や飲酒運転への注意喚起をうながすイベントを実施し、取り締まりを強化している。
鴨居駅前では12月1日、「乗る人に飲ませるあなたも犯罪者」をスローガンに、飲酒運転の根絶を訴えるチラシと反射板を駅利用者に配布し、駅周辺の飲食店10数店にはレジ前に置けるミニチュアの登り旗と運転をする「ハンドルキーパー」が身に着けるバッジの設置を依頼した。
また、12月11日から20日までを「年末の交通事故防止運動」期間と銘打ち、初日には緑交通安全協会などで構成される「緑区交通安全対策協議会」が中山駅周辺でチラシを配布した。
サンタの格好をした名取正彦区長らが「無事故で年末 笑顔で新年」のスローガンを書いたチラシを渡すと、受け取った人が「去年もチラシをもらった。毎年周知してくれるとありがたい」と話す姿が見られた。
緑区では交通事故の発生件数、負傷者ともに昨年より減少傾向だが、昨年と同件数の死亡事故が発生している。
清水昭人緑警察署長は「年末は事故が多発傾向になる。事故を防ぐには区民が一丸となって防止に取り組む必要がある」と語った。
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