県立白山高校の複数の文化部が昨年末行われた大会で好成績を残している。
美術部に所属する田中桜子さん(2年)は、神奈川県高等学校総合文化祭第62回高等学校美術展で784作品の中から、「高文連会長賞」を受賞した。受賞作は「月の波折り」というタイトルの油彩画で金色の月と柿、自身の姉を描き、月の引力のように人の感情にも波があることを表現したという。「早朝からの制作を支えてくれた家族や先生に感謝したい」と語った。
書道同好会に所属する竹山魁人さん(2年)は同文化祭第52回高等学校書道展で865作品の中から「教育長賞」を受賞し、団体の部では優勝を果たした。道因法師碑という作品の楷書体の文章を、何回も書き直しながら縦280cmの半紙に書きあらわした。「まだ実感がない。大会では色々な人の作品を見るのが楽しみだった」と感想を話した。2人は今年7月30日から開かれる第40回全国高等学校総合文化祭-2016ひろしま総文-に出展が決まっている。
また、将棋同好会の島田彩幸さん(1年)も同文化祭第27回将棋大会兼第24回全国高文連将棋新人大会・第26回関東地区高文連将棋大会県予選で第2位となった。島田さんは1月28日から開かれる第24回全国高文連将棋新人大会への出場が決まっており、「もっと練習して、全国大会ではたくさんの相手に勝ちたい」と意欲を見せた。
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