いぶき野小学校(鳴本敏子校長/児童数1080人)のPTAが昨年11月に「日本PTA全国協議会会長表彰」を受賞したことを受け3月8日、同校で開催された総会の場で会員たちに報告が行われた。
日本PTA全国協議会会長表彰は、PTAの趣旨に則り子どもの教育に相応しい実績を上げているPTAを顕彰するために設けられた賞で、各都道府県及び政令市にある62の会員の推薦を経た団体から選定される。全国協議会には全国500以上のPTAが参加しており、その中から「組織が整備されているか」や「保護者と教職員の協力が円滑に行われているか」「広報が活発に行われているか」などの評価基準をもとに優良団体を表彰している。
いぶき野小学校PTAは創設時から会員が大小問わず何かしらの役職に就く「全員参加型PTA」というスタイルを取り入れており、運動会の警備のような1日限りの役割から定期発行している広報紙の編集業務のような長期にわたる作業まで、仕事や家庭にあわせて各々ができる限り協力して会員同士手を取り合ってきた。
また、緑区連合自治会長を務める井上敏正氏が初代会長だったこともあり、当初から「地域から愛される存在」を目指し夏祭りで児童がパフォーマンスする場を設けたり、大雪の日に通学路の雪かきを行うなど地域貢献にも積極的に取り組んできた。今回はこれらの活動が高く評価され、受賞に繋がったという。
授賞式は昨年11月に都内で行われており、3月8日に行われた同校のPTA総会で鈴木信裕会長は「先代たちの築いた伝統を大切に守った結果。今後も地域に愛される存在でありたい」と報告した。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>