地域福祉・交流拠点としてのリニューアルを目指し、今年2月から改修工事が進められていた南長津田団地集会所と交流サロン「カフェ みなみ」が完成し、5月14日、施設内で開所を記念した懇談会が催された。
1971年に建築された同団地は、築年数を重ねるにつれて、住民の40%が65歳を超える「少子高齢化」が問題視されていた。事態を受け、団地の管理組合法人(佐々木堅理事長)や自治会(栗山孝子会長)らは2013年10月に対策委員を発足。市の「団地再生モデル支援事業」の補助を受けるなどしながら改修計画を進めていた。
増築されたカフェは地域住民のボランティアによって運営され、高齢者や子育て世代など多世代が交流できる場として利用される予定で、デザインは木を多用した温かみのあるものとなっている。懇談会には名取正彦緑区長や対策委員らが参加。利用者に先駆けて、カフェでの一時を楽しんだ。栗山会長は「ようやくここまでたどり着いた。今日がはじめの一歩です」と話した。
カフェは平日の午前10時から午後3時、日曜日の午前8時から正午まで、だれでも利用可能。
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