市民活動支援センター「みどりーむ」の今後を考える「みどりーむネクスト」の代表を務める 山口 良介さん 西八朔町在住 46歳
「今までにない」を作る
○…「実はまだ内容が全然決まっていない。だからこそやりがいを感じる」。昨年10周年を迎えた市民活動支援センター「みどりーむ」。10年の間に変化した街並みや市民団体の活動状況に合わせて今後の方針を練るために”ネクスト”の発足が決まり、「今後を考えるためには若い力が必要」と代表を任された。「みどりーむの最前線で活躍する人からすればまだまだ若輩。先輩から色々な希望や体験談を聞かせてもらいながら頑張っています」とはにかむ。
○…みどりーむの存在を知ったのは4年前。会社を立ち上げ自宅を事務所にした際に、「これからよりお世話になる緑区に貢献したい」という思いを体現できる存在と知って飛びついた。IT系の専門学校で講師を務めた経験などを活かし、高齢者や子ども向けのスマホ教室やWEB講座をボランティアで開いている。「学生とは勝手がまるで違うが、意欲的なので、こちらもいい刺激になる。これからもどんどん新しい授業をやりたい」と意気込みを語る。
○…元々中区に住んでいたが「生まれてきた子どもに緑豊かな環境で育ってもらいたい」と緑区に転居してきた。趣味のマラソンで恩田川や新治地区を走るといいリフレッシュになる。「こんなに素敵な街なのに、開業するまで、寝に帰ってくるだけだった。今は子どもとこの魅力を体全体で感じている」と満面の笑みを浮かべる。仕事はWEBのコンサルトなどを行っている。「自宅が事務所なので時間の融通が付け易い。お陰で代表の仕事にも全力投球できています」
○…来年度からの本格稼働に向けて「認知度向上」や「新規利用者開拓」といった指針や方法を協議している。その為に、他の施設の研究や、昔を知る人の声などを纏めている。「まだ模索中ですが、高齢者や海外の人向けのサービスや新たな講座など、今までにないことをやって、他の区の手本となっていきたいですね」と展望を熱く語った。
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>