中山にあるタマカフェで9日、食と政治のイベント「オトナ×マナビ×キッチン〜暮らしをつくる『食』と『政治』」が開催された。
緑区明るい選挙推進協議会が主催した同イベントは、主婦の身近なテーマ「食」を通じ「選挙」を学んでもらおうというもの。区内で料理教室を主宰する小澤由利子さんと「タマカフェ」の協力で実現した。
小澤さんは、穀物や野菜など産地や旬に則り選択し、日本古来の伝統食をベースにした食生活を実践する「マクロビオティック」を広めている。今回のイベントは、小澤さんから食材の選び方を学び、その基準や考え方を構築することで、「選択する」ということを改めて学ぼうという試み。
主催者は「選挙で候補者を選ぶのもそれぞれの基準が重要になる。自分は何を重視してその候補者を選ぶのかと同じ仕組みを実体験していただければ」と話した。
参加者らは小澤さんらが事前に用意した味噌や砂糖、梅干しなどの食材を試食しながら、コストや味、安全性などについて学んだ。その後は自身の関心事をチャートにして再確認する自己分析プログラムを体験した。参加者のひとりは「食材選びという主婦にとって最も身近な話題を学べ、ためになった。選挙についても、自分の関心事から候補者を選んでいく作業は参考になったので、今後投票に行く際にいかしていきたいと思う」と話していた。
座学の後はタマカフェから自然食材を使ったランチが振る舞われ、参加者らは牛乳を使わないグラタンなどに舌鼓を打った。
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