鴨居小学校のPTA会長を務める 小原 修さん 鴨居在住 47歳
「子どもの笑顔あふれる街に」
○…「PTAの活動に取り組むにつれ、地域との繋がりの重要性を改めて感じた。子どもたちを街ぐるみで支える風土を大切にしていきたい」と話す。鴨居小学校のPTA会長となって4年。同校の140周年など大きな節目も地域と協力して盛大に祝うことができた。「地域と学校と家庭。この3者が手を携えながらうまく機能していく姿を模索したい。鴨居は本当に温かい、いい街だから」とほほ笑む。
○…鴨居小から鴨居中、川和高校を経て明治大学へ。親もそのまた親も鴨居小学校に通った。中学から大学までバスケットに情熱を注ぎ、一時はバスケ競技の指導者を夢見たことも。「懐かしい。打ち込んだなあ」としみじみ。大学卒業後は団体職員として勤め、20年になる。仕事以外は同じく20年以上取り組んでいる青少年指導員やPTAなど地域のために飛び回る。「忙しいけれど、自分たちや誰かのためになる事だから。この地域にはもっとすごい先輩が沢山いて、その背中を見てきたので」
○…中2・中1・小4の3姉妹の父親。子育てパパとして最も心掛けていることは「対話」と「見守る」こと。子育てはしっかり者の妻と「自由奔放な自分」とでうまく役割分担するのが理想。最近はスマホのアプリなどをきっかけに娘との会話が増え、そのことが嬉しくてたまらない様子だ。「人のために出来る事を自ら探せる子に育ってくれれば」と父親の顔になる。
○…今年は年男。2月3日の節分には鴨居杉山神社で豆をまくという大役を任された。「新しい事にも挑戦していきたい。子どもの笑顔があふれる街づくりに貢献できたら」。昨年には鴨居2丁目に子ども会を復活させようと取り組みを始めた。2年目を迎える今年は行事などにも「ユニークな発想」を取り入れ、他にはない特徴を打ち出す方針だ。「どうしたら子どもが笑顔になるか」。アイデアを練る日々が続いている。
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