緑区版 掲載号:2017年5月25日号

緑区DAYに参加する『GROUP創造と森の声』の代表を務める

石山 克幸さん

三保町在住 69歳

森と歩み過程を楽しむ

 ○…森の中で行う美術展や、ワークショップなどを企画する団体『GROUP創造と森の声』の代表を務める。今年から「森ラボ」というこれまでの取組みを融合した新しい企画を始動し、新方針のもと歩み始めた。5月27日と28日に行われる「緑区DAY」にも出展が決まっており、丸太をのこぎりで切る体験会を実施する。森の保全とともに、都市に残された森の魅力を再発見するこの活動は20年を超える。「現地にある材料を使って作り上げていく美術展は珍しいです」

 ○…港北区出身で住む場所を転々としてきたが、不思議と森の近くに住むことが多く、子ども時代からよく遊んできた。同団体との出会いは、庭から見える森の景色に惚れ込み三保町に移り住んだ1996年。発足されたばかりの団体の呼び込みチラシを見て、「あ、すぐそこの森じゃん」と興味を持ったという。高校の美術教師を務める傍ら、美術展に招聘する海外アーティストの宿舎がないという話を聞きつけ、支援に着手。「それで終わりと思ったら、区の人に今年もどうですかと言われ、気がつけばこんなに月日が経っちゃいました」と笑みをこぼす。

 ○…美術大学で出会った妻とは結婚して40年を超えた。現在も夫婦仲がよく、2人で一緒に始めたジャズの楽器演奏も楽しんでいる。自身はサックス、妻はピアノで、発表会では二人で同じステージに立つことも。クラシック音楽をジャズにアレンジした『ストレンジャーインパラダイス』という曲を現在練習中で、「これがすごくいいんですよ」と目を輝かせる。

 ○…国内のアーティストを美術展に招き、ワークショップを同時開催する「森ラボ」の活動は始まったばかり。それでもアーティストが森に来て、そこで初めて作品を作っていく”過程”の面白味は変わらないと強く語る。「できることをやっていく。それは変わりません。これからも続けていきたいですね」

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