7月1日付で横浜みどりライオンズクラブの会長に就任する 久保田 真吾さん 長津田町在住 51歳
「人と関わるのが面白い」
○…地元で奉仕活動を行う横浜みどりライオンズクラブの47代目の会長に就任する。30代から80代までの会員39人を束ね、定期的に行われる献血活動や募金活動の準備を進める。「幅広い世代の人が集まるから、知り合いが増えました」と入会して8年の年月を振り返る。「様々な意見が出てくるのが面白い。すごく勉強になっています」
○…長津田で生まれ、50年以上をこの地で過ごしてきた。土木工事を担う会社を経営する父親の背中を見て育ち、自然と歩む道は建設関係へ。「父からは跡を継げとか同じ職業に就けなんて言われたことはありませんでしたけど」と微笑む。土木設計の専門学校を卒業後、知り合いの紹介で青葉区の建設会社に就職。10年間を過ごしたのち、父親の会社へと転職した。「地元でやっぱり働きたくて」と選んだ場所で約20年の月日が流れた。お気に入りの場所は会社の裏手にある緑区で一番標高の高い「長津田の高尾山」。「山頂から富士山や丹沢連山が見渡せる高尾暮雪が絶景なんです」と誇らしげに話す。
○…友人と関わるのが好きで、中学時代は仲間と一緒に伊豆や山梨まで自転車でツーリングをしていたそう。現在もそうした地元の仲間たちとの交流は続いており、ゴルフやボウリングなどを楽しんでいる。「終わった後の飲み会が目的になってるんですけどね」と冗談をこぼす。趣味は読書で、よく歴史物の小説を読んでいるとか。歴史上の人物の生涯を描く作品が好きで、とりわけ戦国の武将同士が関わり合う物語に目がないという。「やっぱり人と人とが関わるものがいいんですかね」
○…会の代表として選ばれた今年の目標は、会員だけではなく、地域の人々との交流をより深めていくこと。「正直自分に務まるのか心配」と話すものの、その表情は明るい。「人と関わりたくて会に入ったくらい。協力しながらひとつ一つやっていくだけです」
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