横浜緑ロータリークラブの会長に就任した 井藤 昭宏さん 都筑区在住 59歳
奉仕活動に魅せられて
○…「面白さがなければ続かなかった」。48年目を迎える横浜緑ロータリークラブの会長に就任した。知り合いに紹介されて入会したのが9年前。「そんなに続ける気はなかった」と話すが、被災地への支援活動や地域への奉仕活動を通し、その面白さに魅せられていった。2年前には自身が企画した振り込め詐欺防止ポスターを地域のコンビニなどに掲出し、現在も継続中だという。「小さなことでも長く続けていければ」
○…石材や木材を扱う商社に10年以上勤めたのち、都筑区で独立したのが16年前。頑丈な木材を専門に扱う設計・施工会社を設立し、仕入れのためインドネシアやブラジルなどを飛び回った。現地に2〜3週間ほど滞在する中で、強盗に出くわしたことも。「精神的にすごく鍛えられました。それらに比べれば大抵のことは何とかなっちゃいます」と長い年月を振り返る。現在従業員は21人。デザイナーや営業、設計士など幅広いジャンルのメンバーが揃う。「色々な人に支えられているので、社会奉仕の気持ちが大事。ロータリーでの経験も生かされています」
○…田奈中出身で陸上部に所属していた。高校では800m走でインターハイに出場したことも。「水を飲むなと言われる時代で厳しかった。けどすごく印象に残っています」。現在も週に一度はテニスで汗を流し、ロータリー仲間とはゴルフを楽しむ。「今ではこんな太っちょですが、昔はすごく痩せてたんです」。観戦も好きで、ウィンブルドンや全米女子ゴルフが始まるこの時期、「中継を見ては寝不足気味」と笑みをこぼす。
○…来年の3月には12年ぶりに行うクラブ合同イベントを長津田で主催することが決まっており、会長としての責任の重さを噛みしめる。東京五輪の影響で会社の経営も多忙を極めるが、準備に力を注ぎたいと抱負を語る。「緊張はありますが、それ以上にがんばろうという気持ちがあります。やっぱり楽しいですよ」
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