「よこはまブランド」としても知られ、区内では小山町や北八朔町の農家で栽培されている「浜なし」がまもなく出荷の時期を迎える。日差しが強かった今年は、甘みのある良質ななしになったという。
市で認定された果樹生産者団体の統一ブランドとして名付けられた「浜なし」は、横浜市内各所で栽培されている。
主に「三水」と呼ばれる「幸水」「豊水」「新水」を中心に栽培され、市場には出回らずに農家の庭先などでのみ販売される。区内では約40件の農家が栽培に取り組むという。
小山町にある農家「落合園」の落合清治さんによると、今年はなしの生育時期に雨があまり降らなかったため、大きななしは育ちにくい環境にあったが、各農家で水やりを行うことで例年通りの大きさにまで育っているという。
一方で、今年は日差しが強い日が多く、「こういう年はなしに甘みが出て美味しくなるだろう」と落合さんは話す。
幸水と豊水を中心に数種のなしを育てている落合さんの畑では、幸水はお盆頃から8月末まで出荷し、豊水は8月25日頃から9月半ばまでの出荷となる。
「浜なし」は各農家の庭先、もしくは中山駅北口前のなし直売所で販売される。中山駅前の直売所での販売は8月18日からを予定している。
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