市会レポート2017年㉗ 思いやりの「ヘルプマーク」 横浜市会議員 高橋まさはる
外見から分らなくても援助や配慮を必要とする方が周囲にそのことを知らせるための「ヘルプマーク」の配布が今年3月から横浜市内の各区役所(高齢・障害支援課)で始まりました。
ヘルプマークは、免許証程度の大きさで、赤い樹脂製の素材に白い十字とハートが描かれており、バッグなどに付けられます。援助を得やすいようにと、都議会公明党の推進で、2012年に東京都が採用したマークです。
横浜市会では公明党市会議員団が予算要望や定例会質問で取り上げ、今年からの配布が実現しました。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は「電車・バス内で席を譲る」「困っている方に声をかける」などの行動が共生社会の実現につながると考えます。
また、災害時では視覚や聴覚に障害があり、状況把握が困難な方や、肢体に障害があり、自力で迅速な非難が困難な方などへのサポートにつながると思います。
ハマ弁給食
本年1月から、全市立中学校において栄養バランスのとれた温もりある「ハマ弁」と「家庭弁当」が選択できる昼食環境が整いました。
今回の市長選では「ハマ弁」の価格を300円台に引き下げ、給食並みにすることで「ハマ弁給食」にしていくと掲げられました。肉と魚でおかずの選択ができ、クレジットカード払いなど簡便な支払も可能です。
現状では喫食率や申込み方法など課題はありますが、神戸や名古屋など他都市での成功事例を参考にしながら、引き続き改善できるよう取り組みを進めて参ります。
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「紅麹」から考える安心な暮らし4月4日 |
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