横浜市は市薬剤師会や日本チェーンドラッグストア協会と連携し、家庭で不要になった水銀体温計などの回収を始めている。12月28日まで、事業に協力する薬局やドラッグストアなど、458カ所で回収を進める。
背景には16日に発効された「水銀に関する水俣条約」がある。水銀を使った製品製造や輸出入を国際的に規制し、国内でも適切に処理する仕組みをつくることを狙ったものだ。
区内では区役所や資源循環局緑事務所、協力薬局など16店舗に回収箱が設置されている。 対象は水銀式体温計、水銀式血圧計、水銀式温度計(液体が赤色のアルコール式温度計や電子式は対象外)で、割れているものは持ち込み不可。
購入時のケースまたはビニールに入れて、体温計は専用の回収ボックスに直接、血圧計と温度計については受付窓口で回収する。
問合せは資源循環局業務課【電話】045・671・3819。区内の協力店舗は同局HP(http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-shimin/dashikata/midori.pdf)で公開している。
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