十日市場団地連合自治会の機関誌「住連通信」の発行が、先月500号を迎えた。B4サイズの用紙裏表に、地域の情報を盛り込んだ同誌は、同地区の歴史を辿る貴重な郷土資料としても注目を集める。
「住民の交流を図ること」と「情報の共有」を目的に発行された同誌は、今から55年前の1962年に創刊された。創刊当初はガリ版刷だったという。現在は、同連合自治会長の宮本増穂さん(76)が編集と執筆を担当している。宮本会長は今から47年前の70号あたりから携わり、同地区の2414世帯に向け、団地内のイベントや様々な地域情報を発信してきた。
記念すべき500号には、「健民祭プログラム決定」「西公園大改修」「創作菓子は”あじさい”」などの見出しが並んでいる。宮本会長は「会長を続ける限りは発行していきたい。少なくとも80歳まではやり続けるかな」と笑みをこぼした。
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