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見逃せない「裂き織り」展示会 中山・季楽荘で12月1日〜
古布を裂いたものを織りあげる「裂き織り」。これに独自の撚りと染色を加え、独自の世界観を表現する裂き織り作家・小野博子さんの作品を集めた展示会が12月1日からの3日間、中山・季楽荘(緑区中山町89の2)で開催される。
小野さんが作るバッグや帯、小物の数々はよくある「裂き織り」とは一線を画す。通常、種類の違う古布を織ると、表面がぼそぼそになるが、小野さんのそれは重い織り機を使っていることもあり、緻密で繊細。どんな布でも風合いや温かさを活かしながら新たな一枚布として再生させてしまうのだ。長く工房を構えた会津で集めた浴衣地や古布を様々な色に染め上げ、世界にひとつの作品をつくりあげる。小野さんが作るバッグや小物を待つファンによると「洋服にも着物にも合い、持っていると必ず”どこで買ったの?”と聞かれる」そうだ。今回の展示会では、作りためた数十点を展示・販売する。昔ながらの風情を残す建築としても名高い季楽荘の雰囲気を気に入ってここで展示会をすることを決めたという。赤や青、緑など絶妙な色合わせに見とれてしまう作品の数々。ぜひこの機会に見てみたい。午前11時から午後6時まで(最終日は午後5時)。詳細は工房樹絲布(きしの)・小野さん(080・6012・0904)へ。
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