神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2016年6月2日 エリアトップへ

リオ五輪水泳男子200m個人メドレーで日本代表が内定した 藤森 太将さん 田奈中学校出身 24歳

公開:2016年6月2日

  • LINE
  • hatena

”目標”まで泳ぎ切る

 ○…「夢みたいだったが、段々実感がわいてきた」。4月に行われた五輪代表選考会を兼ねた日本選手権で、出場に必要な標準記録を破り初の代表入りを決めた。現在は1秒でもタイムを短くするために、日々のトレーニングだけでなく、普段の生活にまで細心に向き合う。「毎日22時には寝ていますし、食生活にも注意しています。僕は才能があると思わないので、それくらいは当然です」

 ○…水泳を始めたのは、五輪代表の強化指定コーチを務める父の影響。もともとプールで遊ぶのは好きだったので、そのまま自然と水泳が生活の軸になった。本格的に選手の道を志したのは中学3年生の時。「勉強があまり得意ではなかったし、高校からは好きな水泳に没頭したかった」と当時を振り返る。父の指導に従う毎日の練習は「つらい」の連続だが、結果が出せた時の喜びはそれを吹き飛ばす。「親父がいなければ、水泳選手の自分はいなかった。メダルを取って、親父と酒を飲むのも目標の一つ」

 ○…その父の転勤に併せて、中学生の時、緑区に引っ越してきた。初めての横浜暮らしは不安もあったが、田奈中では友達に恵まれ、代表が決まった時も祝福の連絡が多数届いたという。当時担任だった高坂聡子教諭には今も頭があがらない。「水泳部の無い田奈中学校に在籍する僕が、大会に出られるよう尽力してくれたおかげで色々な試合経験を積むことができた」と目を細める。

 ○…母親がふとこぼした「お父さんと一緒に五輪に出られたらいいね」という目標を叶えるために努力してきた。新たな目標は当然メダル。「メダルを意識しないで出る選手は決勝にも残れない。目標や目的をしっかり持つのが大切」と心情を吐露。国内の選手もライバルだと話す。「選手団には若い選手も多い。手本になれるよう頑張る。今回だけでなく、東京五輪での活躍まで見据えていきたい」と目標を語った。

緑区版の人物風土記最新6

高倉 徹さん

緑図書館の館長に着任した

高倉 徹さん

都筑区在住 60歳

4月18日

佐藤 俊明さん

緑消防団の団長に就任した

佐藤 俊明さん

十日市場町在住 66歳

4月11日

金成(かなり) 賢一さん

緑警察署長に着任した

金成(かなり) 賢一さん

区内在住 59歳

4月4日

薬真寺 麻美さん

「四季の森Enjoy Local Market」の運営に携わるほか、中山で「エンリッチザハートマルシェ」を主催する

薬真寺 麻美さん

白山在住 43歳

3月28日

川口 信二さん

今年、霧が丘での花の植栽活動が10周年を迎える

川口 信二さん

霧が丘在住 75歳

3月21日

折出 侑(おりで ゆう)さん

3月20日「みんなで『e―スポーツ』体験」をみどりーむで初開催する「サブカル部ラジオ局!」の代表を務める

折出 侑(おりで ゆう)さん

十日市場町在住 35歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook