田奈中学校吹奏楽部が9月3日、横須賀市で開かれる東関東吹奏楽コンクールに出場する。昨年惜しくも出場を逃した同部が再起を誓い出場を決めた同大会。団結して優勝を目指すべく、部員たちは練習を重ねてきた。
県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の上位校が出場権を得る東関東大会。過去8年間、連続で出場していた同部は昨年惜しくも出場を逃した。
再起を誓った今年、最も力を入れたのは「話し合いを重ねること」。人間関係が音になって表れてしまったという昨年の反省を踏まえ、各パートのリーダーによる会議を約10年ぶりに復活させ、話し合いを重ねてきたという。部長の鈴木杏莉さん(3年)は「技術的な課題や普段の行動に問題点がないかなど話し合ううち、部の雰囲気も良くなってきたように思う」と話す。
最高賞で返り咲く
先月8日に行われた県大会では最高賞の朝日新聞社賞を受賞し、復活。東関東大会の切符を手にし、雪辱を果たした。同コンクールでは、区内から市立中山中学校も金賞を受賞し、出場権を獲得した。
「とても前向きな雰囲気で調整できている」と顧問の滝野恵子教諭。鈴木さんは「団結して優勝を目指したい」と語る。同校には地域の住民などから応援の声が寄せられているという。千葉や神奈川、茨城県の代表校が出場する東関東大会は9月3日、よこすか芸術劇場で開催される。
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