第12回長津田ジャズまつりに出演するおぬき のりこさん長津田みなみ台出身 47歳

掲載号:2017年10月12日号

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「ホームで歌える幸せに感謝」

 ○…今年で歌手15周年を迎える。長津田ジャズまつりには発足の翌年から参加し、10年以上が過ぎた。都内に住み、世界を飛び回る生活の中で、地元・長津田の舞台に立つのは特別な時間。観客一人ひとりの顔を見渡し、自身に向けられる温かい眼差しを感じるたび、ホームで歌える幸せを噛みしめる。「年々感謝の気持ちが強くなる。街で『今年もチケット買ったよ』と声をかけられる。そんな場所、ほかにはない」と笑顔になる。

 ○…幼稚園児にしてすでに「喉の使い方」を意識して歌っていた。学校でも音楽教室でも”その道”の技量を磨く事を強く勧められたが、そこで人生を決めるには至らなかった。本を愛す父、画を描く叔父など身近な大人の生き様は多くの経験、知識、好奇心が支えているということをどこかで感じとっていて、そんな生き方に憧れていた。「私も多くの人やものごとに出会いたい。いつか自分も本を書こう。人生はネタ探し」と高校生で早くもそんなことを考えていた。

 ○…専門学校卒業後は大手情報起業のSEとなり、30歳を目前に単身ニュージーランドへ。その後アメリカに渡り、車で米国一周を果たした。帰国後出会ったジャズ歌手の歌声に魅せられ、即座に入門。07年には新人賞、16年には「優秀歌唱賞」受賞と頭角を現した。帰国後の自分にフィットしたのがジャズだった。これだというものに自ら会いに行った。「人生の中で大切なものとは、いつもそんな出会い方をしたい」

 ○…「人を信じなさい。信じていれば騙されることはないよ」。この言葉は渡米前に父がくれた唯一の”お守りの言葉”だという。15周年を記念し行われる11月のソロコンサートにはOL時代の上司や仲間、渡米時代の友人など人生の旅路で出会った様々な恩人が駆け付けるという。「人生も歌も出会いで磨かれると信じている。だからいつも前を向いて歩いていきたい」

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