港北図書館 エレベーターが稼動 余震おさまれば運用再開
港北図書館２階のエレベーター
港北図書館で２月１日からエレベーターの使用が可能となった。ただし、取材時点（３月17日）では余震の危険性により、一時運用を中止している。
エレベーターは、港北図書館の１階ロビーから図書館２階を通り、３階にある菊名地区センターまでつながっているが、２階からカウンターを通らず直接ロビーに行けるため、本の持ち出しを防ぐために２階には止まらなかった。建物は約30年前まで区役所として使われており、その当時の設計だったことから発生した問題。高齢者などに配慮し、これまでもカウンターに申し出れば２階でも使用できたが、気軽に使うことは出来なかった。
今回、エレベーター前に防犯カメラを設置することで、２階にも止まるようにした。本を借りる際には、いったん１階でエレベーターを降りてから、再度、図書館入り口のカウンターで手続きをする。
港北図書館の石田勝行館長は「余震の心配がなくなったら再開したいと思います。稼動したばかりで残念ですが、安全第一に考え、利用者の方々にはご理解いただければ」と話している。
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