港北警察署署長に就任した 高野 喜一さん 新横浜在住 59歳
”地域とともに防犯”掲げる
○…「行政・町内会と密接なトライアングルを築く。犯罪を1件でも減らし、安全、安心なまちづくりをしていきたい」―。区内の各町内会の結束力や、防犯に対する意識の高さに期待を寄せる。「皆さんお互い切磋琢磨し合っていて、レベルが高いですね」
○…薬物銃器取締課のほか、交通課や生活安全課など約40年間、さまざまな部署で経験を積んだ。署員を取りまとめ、引っぱる役割も多く務めてきた。「まずは私自身がやる気があることを示すことです」。署長には前任地の平塚署に続き、3度目の就任。「ユーザーに何が求められていて、どういう仕事をしていけばいいのか。警察はいわばサービス業。民間企業のような感覚が必要なんです」と熱く語る。単身赴任生活が長く、毎日弁当は自分で作っているという。その生真面目さと温和そうな笑顔が人々に安心感を与える。
○…趣味はウォーキング。平日でも10Km、土日には90Kmを歩くこともあるという。「港北は初めての土地なので楽しみです。闊歩し、どんどんまちを知っていきたい」と目を輝かせる。これまでの赴任地は、交差点の名前を言えばすぐにどこかわかるほど、精通している。港北区でも地域を深く知り、防犯対策を練っていく考えだ。
○…出身は北海道。地元警察官の凛々しい姿を見て、人の役に立ちたいと思い、警察官になろうと決めた。「最近は住民から頼られる”力持ちな警察官”が少なくなってきました。皆さんから信頼されなければならない」と時折、厳しい口調で話す。次世代、後継者育成への思いも強い。「港北区は人口が多いのにもかかわらず、比較的犯罪が少ない。さらにもう一歩住みよい町にするには地元地域の方々の協力が必要なんです」と呼びかける。常に前へ前へ歩んでいくその背中で33万人の安全を守る。
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