県政報告 83 文化・芸術で人づくりを 県議会議員民主党・かながわクラブはかりや珠江
気温の変化に戸惑うことの多い季節。体調を崩している方も多いようです。こまめに羽織るものを調節したり、うがい・手洗いを励行して健康管理に努めましょう。
*使える場所はどこ?
秋は各地域で健民祭や地区センターの文化祭などが開催されていますね。文化・スポーツ活動は、毎日の暮らしに彩りを添え、心身をリフレッシュさせてくれる大切なもの。しかし、「活動場所の確保」が日常的な悩みになっています。区内の学校開放や地区センターはほぼ満杯で、新たに活動を始めようとしても適当な場所が見つからないと言います。
今ある施設の活用を図るとすれば、小・中学校に加え、県立高校の学校開放をもう一歩進めるしかありません。事件・事故が起こった際の対応など、安全・管理面での課題はありますが、地域の理解と協力が得られれば、これまで以上の開放も可能ではないでしょうか。教育活動に支障があってはいけませんが、地域との交流がもたらす教育効果も期待できます。
地域の担い手の方々が力を発揮できる「活動の場」づくりが、振興策の第1歩。
行政側の一層の努力と工夫を促したいと思います。
*県の文化・芸術施策は?
神奈川には鎌倉や小田原、横浜等、歴史に彩られた地域が多く、たくさんの伝統文化が受け継がれています。県民の文化・芸術活動も活発で、関心も高い文化的な風土があります。
そうしたことから、神奈川はいち早く県立音楽堂や県民ホール等を整備し、県民の皆さんに文化・芸術の鑑賞機会を提供し、ニーズにこたえてきました。
平成20年には文化芸術振興条例を策定、翌年には振興計画を定め、県民を主体としつつ協働で文化振興に努める方針を打ち出しています。
一言で「文化・芸術」といっても、茶道や書道など生活に密着したものから、担い手が高齢化している伝統芸能の保存や新たなジャンルの担い手育成等、大変幅広です。従って活動のほとんどは県民の皆さんの自主的な活動に負うところが大きい訳ですが、優れた活動をされた方や団体を「神奈川文化賞・スポーツ賞」として表彰し、多くの県民の方々に知って頂くことも県の大切な役割になっています。
また施設整備は開設後の維持運営費を含め、多額の費用がかかるため、慎重な対応が求められます。今年1月にオープンした「神奈川芸術劇場」は、演劇・ミュージカル・ダンスなど舞台芸術の拠点としてスタートを切りましたが、認知度が低く、「活用しきれていない」との指摘もなされています。経済と文化のバランスを取るのはとても難しいことですが、施設の目的を十二分に発揮できるよう見守っていきたいと思います。
豊かな人間性を育むために欠くことのできない文化や芸術。身近で親しめる環境を作りたいと願っています。
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