鶴見川 アユの遡上(そじょう)確認 TRネット
鶴見川の環境保全活動や流域の市民団体との連携事業などを行うNPO法人鶴見川流域ネットワーキング(TRネット)が同河川で先ごろ、アユの遡上を今年初めて確認した。同団体は昨年2月に鶴見川河口でアユの仔魚を確認したため、今年も2月から継続的に調査を実施していた。
アユの成魚は秋に川の中流域に産卵し、孵化した幼魚は海に流される。海中で成長し、冬を越した稚アユは春から初夏に川に上る。
同団体の岸由二代表理事は「今年はやや遡上の時期が遅れていた。時期は稚アユによって例年多少のバラつきがあるが、今年はサイズが揃っているので一斉に上がってきたのではないか」と話している。
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