港北区は2012年度の区政運営方針を先ごろ公表した。安全で住みやすく、防災や子育て支援に関して、手厚い対策を進めることを目標としている。
施策としては、鶴見川をはじめとした地域資源の活用や優れた技術を持つ区内中小企業の魅力を紹介する「活気にあふれたまちづくり」、首都圏直下型地震や多発するゲリラ豪雨への防災体制を構築する「災害に強いまちづくり」、保育所・横浜保育室整備などによる「待機児童対策」を掲げる。
主な事業は、子育て支援情報の配信などによる育児不安軽減を図る「港北元気っ子事業」、災害時の避難で支援が必要な人を地域で支える仕組みを作る「地域における災害時要援護者支援事業」、脱温暖化に関するイベントや小学校での環境学習講座を行う「港北エコアクション推進事業」、地域課題の解決に向けた主体的な取り組みに対して事業費補助などを行う「地域力向上支援事業」としている。
救護活動に着手
東日本大震災以降、特に発生が懸念される大型地震など、区民の不安も高い自然災害。その対策の新規事業に「救護活動体制整備事業」がある。災害時の救護活動に備えようと、保健師に専門的な訓練を行うことにより、応急救護技術を向上させ、区民の安全確保を図ることを目指している。
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