港北図書館で「えいご de おはなし会」を行う 信岡メアリーさん 日吉本町在住 46歳
大好きな”ホーム”で
○…2年前の10月、港北図書館で区内の読み聞かせのボランティアをする人たちの交流会に参加した。外国人はただ一人、日本語がよく分からなかったが、「私は英語でやりたい」と声を上げた。以来定期的に小学生向けのおはなし会を行う。「たとえ分からない言葉でも、子どもが頑張って聞いてくれて嬉しいです」と柔らかな笑顔を見せる。
○…おはなし会では絵本の読み聞かせをする。英語が分からなくても理解できるよう、事前に本の中でキーワードになる単語を写真やイラストにして、最初に子どもたちに見せる。「魔女が出てくる絵本では、何度も出てくるトカゲや帽子の絵を見せたりします」。時には英語のゲームをしたり、折り紙を切って飾りを作ったりすることも。「多分子どもたちは来る前は分かるかどうかが不安だと思う。でも『分からない』は大丈夫!シャイでも来てくれれば」と明るさが溢れる。
○…元々は子どもが通う日吉の小学校で、保護者たちと朝の読み聞かせを行っていた。その後、参加した図書館のおはなし会で、日本語の昔話の読み聞かせを聞いた。「日本語は本当に綺麗。感動して涙が出ました」。その時の経験が図書館でも読み聞かせをするきっかけとなっている。1994年にアメリカから仕事で来日し、結婚。日本、日吉は住みやすいという。今では、子どもと一緒にする区内を中心にした銭湯めぐりが大好きだ。
○…現在、日本人教師に英語教育を教える仕事も行う。「日本の先生たちは十分バイリンガル。もっと自信を持ってほしいです」と語る。ボランティアでは、小学校の保護者たちと勉強会を開いたり、大学で油絵専攻だったため美術を子どもに教えたりしたこともある。活発なのは、自分の生活だけに閉じこもらずに地域の色々な人と出会いたいから。「この港北区が私の”ホーム”になりました。これからもっと活動の幅を広げていきたいですね」
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