小川区長インタビュー 「課題解決は地域力で」 区政運営方針 語る
港北区は、人と地域がつながり、活気あふれる港北を基本目標とする、2013年度の区政運営方針を先ごろ、公表した。本紙では小川浩之港北区長に同方針へ取組む抱負を聞いた。
――今年度区政運営方針の特長をお聞かせください。
「地域との協働のさらなる推進を掲げ、自治会・町内会、地域で活動する各種団体との対話や交流をいっそう進めていきます。子育てや、高齢者対策の充実、防災などの課題は地域の方々が一番よく理解しておられます。その方々と交流を図り課題解決などにいかしていきます」
--主な事業や取り組みを教えてください。
「区内の魅力を発信する『港北魅力発見事業』(港北3大OPEN!)はその1つ。区民手作りの花壇・個人の庭園をめぐるオープンガーデンは大盛況でした。また、12月には歴史的建造物をめぐるオープンヘリテイジ、2月には昨年度も好評だったオープンファクトリーを行います。また、『芸術文化振興事業』では、様々な音楽イベントを開催していき、人や地域がつながるまちづくりを推進します。次に、地域で支えあう福祉のまちづくりに関しては、『港北元気っ子事業等子育て支援事業』を重点として進めていきます。母子訪問で産前産後の心のケアなどを支援します。『災害に強いまちづくり推進事業』では、4月に火災発生時の延焼防止を目的としたウォーターカーテーホースをモデル的に導入しました」
地震災害への備え 推進
――地震災害への不安は以前続いています。その対策は区民の大きな関心事です。
「区内28カ所の地域防災拠点には移動式無線がありますが、つながりにくい地域があります。これへの対策として、現在20台あるデジタルトランシーバーの増強を行うことも重点事業としています。増強予定の30台は、拠点や今年度から制度が変わった医療救護隊などへの配分を予定してます。このほか、横浜市の防災計画の見直しに伴ない、港北区防災計画(震災対策編)も改訂します。災害は必ず発生するという意識のもとに、災害時の避難に支援が必要な方を地域で支える仕組みづくりの推進を図り、いかに被害を最小限に抑えることが重要だと考えます」
――その他は。
「地域防犯向上作戦『港北AAA』では、防犯情報の配信や防犯活動の支援を継続して行います」
――最後に区民にメッセージをお願いします。
「お子さんから高齢者の方まですべての区民が港北区に住んで良かった、また今後も住み続けたいと思って頂けるように運営方針を基に、より良いまちづくりを目指します」
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