県政報告107 がんに負けない神奈川を 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
今年は猛暑日が続き、熱中症や水の事故などが多発しました。予報ではまだ暑さが続くとの事、十分注意して下さい。健康は宝。今回は「がん対策」について取上げます。
*神奈川のがん対策
神奈川では昭和53年以来ずっと県民の死因のトップが「がん」。3人に一人の方ががんで亡くなっています。がん対策は県民の生命と健康を守るための大きな柱といえます。
今年度から「がんにならない・負けない いのち輝く神奈川づくり」を基本理念とする「神奈川県がん対策推進計画」がスタートしました。目標は、75歳未満の人口10万人あたりのがん死亡者数を、平成20年の86・3人から同29年に69人まで減らすこと。予防、早期発見、治療、患者支援等の充実を図っていきます。新計画には、小児がん医療の充実やがん患者さんの就労支援、がん患者さんの団体等との連携強化、がん教育による正しい知識の普及啓発も盛り込まれました。
*新がんセンターオープン
がん治療の拠点―県立がんセンターは、昭和38年に成人病センターとして開設され、今年で50周年。昭和61年からはがんの専門病院として、がん治療と臨床研究にあたってきました。しかし、施設の老朽化や医療環境のさまざまな変化もあり、高度で最新の医療を安心して受けられるよう、県議会でも総合整備の必要性を指摘してきました。
新がんセンターは、11月に開院の予定で、場所は現がんセンターの向かい側です。(元運転免許試験場)
外来の待ち時間短縮や、治療の充実、療養環境の改善を進めるため、施設の大幅な増設が図られています。例えば、診療室は32室から56室に、外来化学療法室は24床から50床に増加。手術室も6室から12室となります。また放射線治療装置リニアックも倍の4台、この他重粒子線治療装置「アイロック」の設置工事も進められています。病室はゆとりのある4人室を基本とし、シャワーやトイレを完備した個室も68室から119室に増やします。
*検診に行こう!
高齢化が進み、がんにかかる方も増えています。誰でもがんにかかる可能性があるのです。予防や早期発見は誰もが取り組めるがん対策です。是非、定期的に健康診断やがん検診を受けましょう。
さらに一人ひとりに適したがん治療やターミナルケアが受けられるよう、臨床研究や情報提供などを充実させていかなければなりません。課題はたくさんありますが、「がん撲滅をめざす議員連盟」の一員として、今後もがん対策の充実や啓発活動などに取り組んでいきたいと思います。
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