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港北区版 公開:2013年12月19日 エリアトップへ

全国高等学校弁論大会で2位となる優秀賞を獲得した 大庭(おおば) 集平さん 慶応高校 3年

公開:2013年12月19日

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言葉の魔力信じ続ける

 ○…「歴史ある大会だし、学校から一人しか出場できないので1年の時から念願だった。そこで良い成績を収められたことは嬉しい」。所属するディベート部として現役最後の大会での受賞に笑みがこぼれた。予選を勝ち抜き全国大会へは26人が出場。最優秀賞まであと一歩という結果に「実力は出し切った。部員や先生、家族など、周囲の応援と支えがあって勝ち取れた」と、感謝の気持ちを忘れない。

 ○…「これまでで一番大きな会場だったので、緊張はしました」。やるしかないという気持ちで夢中で弁論したが、終了後には周囲から「良かったじゃん」など言葉を掛けられ、そこで手応えに変わった。テーマに選んだのは”これからの美学”。自ら積極的に行動し交友することで、互いの考えを共有することができるという持論を展開。実際に自身が主将になったことを機に他校との食事会を企画して交流を深めていった体験談を交えた。「それが僕にとっての美学です」

 ○…好きなものは鉄道と自転車。「自宅(大田区)から成田まで始発列車を撮りに自転車で5時間をかけて走ったことも」。そんなことから高校進学時、サイクリング部に仮入部した。友人に誘われディベート部にも仮入部したが、試合出場の機会を与えられ魅了されていった。「ディベートって何というところから始まったんですが、人前で話すことに爽快感を覚えたんです」と話す。現在は、年間約60日、全国を旅しながら地方のディベート部と交流を深め、輪を広げている。

 ○…「言い過ぎかもしれませんが、言葉の魔力ってあるかもしれません」と話し、自身の思いを相手に伝えたいと思う気持ちの重要性も部で学んだ。「人として同じ目線で接してくれた小学生時代の担任のように自分もなりたい」と、将来の夢を語る。”どんなことがあっても動じず、切り開いていく”という精神を胸に刻みながら、明るい未来に向かって走り続ける。

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