港北区の2015年度の予算案が発表された。まちづくりや危機管理など区独自の課題に取組む自主企画事業費は、約1億900万円計上されている。市内で話題となっているウォーキング関連のイベントが区でも企画されており、注目となりそうだ。
15年度予算額は、自主企画事業費1億991万5千円と、地区センター管理費や老人福祉センター管理費などを含む一般管理費5億9810万3千円の合計7億801万8千円。昨年度より約1070万円増となっている。
自主企画事業(表参照)は、災害に強いまちづくりを進める「安心して暮らせる地域社会」、港北区商店街活性化事業「活気にあふれるまちづくり」、子育て支援の「福祉のまちづくり」、人に優しい保育所などの施設づくりを行う「組織力・職員力の発揮による住民サービスの向上」――の4項目が掲げられている。
災害対策も強化
新規で重点事業に位置づけられたのが「ウォーキングから始まる健康づくり」。ウォーキングに関連したイベントや区民利用施設への健康測定器の設置などを行う。これに関連させる形で、商店街を歩いて回りながら魅力に触れていくイベントも企画されている。
重点事業では、昨年の台風18号の豪雨による土砂災害を受け、風水害をテーマとした防災講演会の実施、ホームページなどの情報発信強化や、自助・共助意識の向上に取り組む。
区民から好評を得ている、個人の庭や歴史的建造物を巡る「オープンガーデン・ヘリテイジ」、工場見学イベント「オープンファクトリー」は次年度も継続予定だ。
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