横浜市衛生研究所は7月23日、市の定点医療機関から報告される手足口病患者報告数が7月13日から19日の週で15・85人と過去10年間で最大の流行になっているとし、全区で警報レベルと発表した。港北区内でも15・00と高い数値を出している。
同病気は、通常3〜5日の潜伏期間の後、手、足や口腔内に水泡性の発疹が出現し、38度以下の発熱を起こす。通常1週間程度で完治するが、ごくまれに髄膜炎、脳炎などの重い合併症を起こす場合もある。患者の年齢層は1歳が25・5%でもっとも多く、5歳以下が89・5%を占めている。市によると、港北区は13日から19日の週でも増加傾向にあり、今後も流行が予想されるという。
感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染。予防する為には、日々のうがい、手洗いをしっかりと行うこと。乳幼児から保護者への感染も記録されており、市は保護者へ排泄物の適切な処理を呼びかけている。
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